八幡市で木造住宅に住んでいる方のなかには、「築年数が古く、地震が来たときに自宅が耐えられるか不安」「耐震診断を受けた方がよいのかわからない」「耐震工事にはどのくらい費用がかかるのか」と気になっている方もいるのではないでしょうか。
住宅の耐震性は、築年数だけで判断できるものではありません。壁の量や配置、柱や梁などの接合部、基礎、屋根の重さ、雨漏りやシロアリによる劣化など、複数の要素が関係します。
八幡市では2026年度、一定の条件を満たす木造住宅を対象に、耐震診断士の派遣、本格的な耐震改修、簡易的な耐震改修、耐震シェルターの設置に関する支援制度を実施しています。
ただし、対象となる住宅や工事内容には条件があり、耐震改修では市から内定通知書が発行される前に耐震設計や工事の契約・着工をすると助成を受けられません。
この記事では、八幡市で耐震診断・耐震工事を検討している方に向けて、診断を検討したい住宅、耐震診断で確認する内容、主な耐震補強の方法、本格改修と簡易改修の違い、費用の考え方、八幡市の2026年度制度について解説します。
八幡市で自宅の耐震性が気になっている方へ
中井建設では、住宅の状態や今後のリフォーム計画を踏まえて、耐震診断や耐震改修についてご相談いただけます。「まず耐震診断を受けた方がよいのかわからない」という段階でもご相談ください。
目次
八幡市で耐震診断を検討したい住宅とは
耐震診断を検討するときは、まず住宅が建てられた時期を確認します。
ただし、「古い住宅なら危険」「新しい住宅なら問題ない」と築年数だけで判断できるものではありません。建物の構造、増改築の履歴、劣化状況、過去の地震による影響なども含めて考える必要があります。
1981年5月31日以前に建てられた住宅
建築基準法の耐震基準は1981年6月に大きく改正されています。それ以前の基準は、一般に「旧耐震基準」と呼ばれます。
八幡市の2026年度木造住宅耐震診断士派遣事業では、原則として昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅が対象条件の一つです。
また、本格的な耐震改修費助成でも、昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅であることが条件に含まれています。
これまで耐震診断を行っていない旧耐震基準の住宅では、現在の耐震性能を把握するために診断を検討するきっかけになります。
1981年以降でも確認したい住宅
1981年6月以降に建てられた住宅でも、耐震性について確認する選択肢があります。
木造住宅では2000年に、地盤に応じた基礎、壁の配置バランス、柱や筋交いなどの接合部に関する仕様が明確化されています。
国土交通省は、1981年6月1日から2000年5月31日までに建築された一定の木造住宅について、耐震性能を検証する方法を示しています。
この期間に建てられた住宅で、壁の配置、接合部、増改築、建物の劣化などが気になる場合は、専門家へ相談して状態を確認する方法があります。
ただし、「2000年5月31日以前なら八幡市の耐震診断士派遣事業を利用できる」という意味ではありません。八幡市の制度には別途対象条件があります。
国土交通省の新耐震基準の木造住宅に関する耐震性能検証法を確認する
増改築や劣化が見られる住宅
建築時期だけでなく、現在の住宅の状態も耐震性を考える材料になります。
たとえば、次のような場合は住宅の状態を確認するきっかけになります。
- 基礎や外壁に目立つひび割れがある
- 雨漏りをしたことがある
- 床下でシロアリ被害が確認されたことがある
- 建物の傾きが気になる
- 過去に大きな間取り変更や増改築をしている
- 重量のある屋根材を使用している
- 全面リフォームを予定している
ひび割れや雨漏りがあるからといって、直ちに耐震性が不足していると判断できるわけではありません。建物全体の状態を確認したうえで判断します。
大阪府北部地震で住宅の損傷が気になる場合
八幡市の制度には、大阪府北部地震に関する対象条件が設けられているものがあります。
2026年度の木造住宅耐震診断士派遣事業では、昭和56年6月以降に着工された住宅でも、2018年6月18日に発生した大阪府北部地震について「一部損壊以上」のり災証明書が交付されている住宅は、その他の条件も満たせば対象になり得ます。
簡易改修についても、昭和56年5月31日以前に着工された住宅だけでなく、大阪府北部地震の一部損壊以上のり災証明書が発行されている住宅が対象条件に含まれています。
一方、2026年度の本格改修では、対象住宅の条件として昭和56年5月31日以前に着工されたことが明記されています。
制度ごとに対象条件が異なるため、「地震で被害を受けたからすべての耐震制度を利用できる」とは考えず、申請前に八幡市へ確認しましょう。
耐震診断では何を確認する?
耐震診断では、住宅の外観だけで耐震性を判断するのではなく、構造や劣化状況などを確認して、現在の耐震性能を調べます。
中井建設では、基礎・外壁のひび割れ、建物の傾き、筋交いなどの状態、地盤状況、屋根の重量、シロアリ被害などを主な調査項目として案内しています。
| 確認する項目 | 主な確認内容 |
|---|---|
| 壁 | 耐力壁や筋交いの量・配置など |
| 接合部 | 柱、梁、土台、筋交いなどの接合状態 |
| 基礎 | ひび割れや劣化などの状態 |
| 屋根 | 屋根材など建物上部の重量 |
| 建物全体 | 建物の傾きや構造上のバランスなど |
| 劣化 | 雨漏り、湿気、水漏れ、シロアリなど |
壁の量と配置
木造住宅では、地震の横方向の力に抵抗する耐力壁の量が耐震性に関係します。
ただし、壁が多ければよいわけではありません。建物の一方に強い壁が偏っているなど、配置のバランスについても確認します。
建物全体のバランス
住宅の形状や壁の配置によっては、地震時に建物がねじれるような動きをする場合があります。
耐震診断では、部分だけを見るのではなく、建物全体のバランスを踏まえて耐震性能を確認します。
柱・梁などの接合部
柱や梁、土台、筋交いなどがどのようにつながっているかも確認するポイントです。
耐震補強では、診断結果や住宅の状態に応じて、接合部へ補強金物を取り付ける方法などがあります。
基礎
基礎は住宅を支える部分です。
ひび割れや劣化などを確認し、補強計画上必要な場合は補修や補強を検討します。
建物の劣化状況
住宅は建築時の状態のままではありません。
雨漏りや漏水、湿気、シロアリなどによって柱や土台が傷んでいる場合もあるため、構造部分の劣化も確認します。
耐震診断の評点とは
木造住宅の耐震診断では、住宅の耐震性能を「評点」と呼ばれる数値で示す方法があります。
| 評点 | 考え方 |
|---|---|
| 1.0以上 | 八幡市の本格改修で、原則として改修後に目指す基準として設定されている水準 |
| 0.7以上1.0未満 | 倒壊する可能性があるとされる水準 |
| 0.7未満 | 倒壊する可能性が高いとされる水準 |
八幡市の2026年度本格改修では、耐震診断結果の評点が1.0未満の住宅について、原則として改修後の評点を1.0以上へ向上させることが対象条件として示されています。
一方、簡易改修では、耐震診断を実施したうえで改修後の評点が向上することが条件となっており、本格改修とは制度上の考え方が異なります。
耐震診断を受けたからといって、必ず耐震工事を行わなければならないわけではありません。診断結果を踏まえて、必要な補強内容、費用、今後の住まい方などを検討します。
八幡市で耐震診断を受ける流れ
八幡市の耐震診断士派遣事業を利用したい場合は、対象条件と受付状況を確認してから進めます。
2026年度の募集戸数は30戸程度で、先着順です。募集戸数に達した場合は受付期間内でも終了します。
| 流れ | 確認する内容 |
|---|---|
| 1. 相談 | 築年数や住宅の状態、不安な点を整理する |
| 2. 住宅情報を確認 | 着工時期、構造、所有者などを確認する |
| 3. 市の制度を確認 | 対象条件、募集状況、必要書類を確認する |
| 4. 耐震診断 | 耐震診断士が住宅の状態を調査する |
| 5. 診断結果を確認 | 評点や住宅の弱点を確認する |
| 6. 補強方法を検討 | 必要に応じて本格改修・簡易改修などを検討する |
八幡市の耐震診断士派遣事業については、2026年度は1戸当たり3,000円の自己負担で実施されています。
耐震診断後に検討する耐震工事とは
耐震工事は、すべての住宅で同じ補強を行うものではありません。
耐震診断によって住宅の弱点を確認し、壁、接合部、基礎、屋根などのなかから必要な補強方法を検討します。
壁を補強する
木造住宅の耐震補強で用いられる方法の一つが、耐力壁を増やしたり、既存の壁を補強したりする方法です。
筋交いを追加する、構造用合板などを施工するといった方法があります。
ただし、強い壁を一部に増やせばよいわけではなく、建物全体のバランスを考えて配置する必要があります。
柱や梁の接合部を補強する
地震時には、柱と土台、柱と梁、筋交いなどの接合部分にも力が加わります。
住宅の状態や補強計画に応じて、補強金物などで接合部分を補強する方法があります。
基礎を補強する
基礎にひび割れや劣化があり、補強計画上対応が必要な場合は、基礎の補修・補強を検討します。
必要な工事方法は基礎の状態によって異なるため、現地調査や診断結果をもとに判断します。
屋根を軽量化する
住宅上部の重量が大きいほど、地震時に建物へ加わる力も大きくなります。
補強計画によっては、重量のある屋根材を軽量な屋根材へ変更することで、建物への負担を抑える方法があります。
ただし、屋根の軽量化だけで必要な耐震性能を確保できるとは限りません。壁や接合部などとあわせて検討します。
建物全体のバランスを考えて補強する
耐震工事で重要なのは、「傷んでいる場所だけ直す」という考え方ではなく、建物全体の耐震性を踏まえて必要な補強を組み合わせることです。
八幡市の本格改修と簡易改修の違い
八幡市では、木造住宅の耐震改修について「本格改修」と「簡易改修」で助成制度が分かれています。
名前だけでは違いがわかりにくいため、2026年度制度の条件を整理すると次のようになります。
| 項目 | 本格改修 | 簡易改修 |
|---|---|---|
| 耐震性能の条件 | 診断評点1.0未満の住宅を、原則として改修後1.0以上へ向上 | 耐震診断を行い、改修後の評点が向上する工事 |
| 2026年度助成額 | 助成対象工事費の5分の4、最大115万円 | 助成対象工事費の5分の4、最大40万円 |
| 募集戸数 | 20戸程度・先着順 | 10戸程度・先着順 |
| 主な考え方 | 住宅全体の耐震性能を一定水準まで高めることを目指す | 現在より耐震評点を向上させる改修を行う |
本格改修と簡易改修のどちらが適しているかは、住宅の診断結果、必要な補強範囲、予算、今後どのくらい住み続けるのかなどによって変わります。
簡易改修だからすべての住宅で少ない工事だけで済む、本格改修だから必ず選ぶべき、というものではありません。
耐震診断の結果を確認したうえで、どの水準を目指すのか、どこまで補強するのかを検討しましょう。
耐震診断・耐震工事にかかる費用の考え方
八幡市で耐震診断・耐震工事を検討するときに気になるのが費用です。
耐震診断については、市の耐震診断士派遣事業を利用できる住宅であれば、2026年度は1戸当たり3,000円の自己負担で診断を受けられます。
一方、耐震工事の費用は住宅ごとに大きく異なるため、一律の金額で判断することはできません。
主に次のような条件で工事費が変わります。
- 住宅の広さや階数
- 現在の耐震評点
- 必要な耐力壁の数や位置
- 接合部の補強範囲
- 基礎補強の有無
- 屋根の軽量化を行うか
- 雨漏りやシロアリなどの劣化があるか
- 壁・床・天井の解体や復旧範囲
- 本格改修か簡易改修か
- リフォームと同時に施工するか
同じ築年数や同じ延べ床面積の住宅でも、診断結果や劣化状態が異なれば必要な工事も変わります。
費用を把握するには、まず住宅の耐震性能を確認し、その結果をもとに補強計画と見積もりを確認することが大切です。
八幡市で利用できる耐震関連の補助制度
八幡市では2026年度、木造住宅を対象とした耐震関連制度を複数実施しています。
ここでは、耐震診断・耐震工事を検討するときに関係する制度だけを簡潔に整理します。
| 制度 | 2026年度の内容 | 募集 |
|---|---|---|
| 耐震診断士派遣 | 自己負担3,000円 | 30戸程度・先着順 |
| 本格改修 | 助成対象工事費の5分の4、最大115万円 | 20戸程度・先着順 |
| 簡易改修 | 助成対象工事費の5分の4、最大40万円 | 10戸程度・先着順 |
| 耐震シェルター | 設置費用の4分の3、最大30万円 | 若干数 |
2026年度の受付期間は、2026年4月13日から12月28日までと案内されています。
ただし、制度ごとに募集戸数が設定されているため、受付期間中でも募集戸数に達すると終了する場合があります。
木造住宅耐震診断士派遣事業
2026年度の耐震診断士派遣事業は、30戸程度の募集で、自己負担は1戸当たり3,000円です。
主な対象条件には、次のようなものがあります。
- 一戸建て住宅、長屋、共同住宅等であること
- 昭和56年5月31日以前に着工されている、または大阪府北部地震の一部損壊以上のり災証明書が交付されていること
- 延べ面積の2分の1以上が住宅に使われていること
- 八幡市が指定する簡易耐震診断で9点以下であること
- 対象となる木造住宅の構法であること
条件はすべて満たす必要があるため、築年数だけで対象になるとは判断できません。
木造住宅耐震改修費助成事業(本格改修)
2026年度の本格改修は、助成対象工事費の5分の4、最大115万円です。募集戸数は20戸程度で、先着順です。
対象となる住宅には、昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅であること、耐震診断結果の評点が1.0未満であること、原則として改修後の評点を1.0以上へ向上させることなどの条件があります。
また、2027年1月末までに工事完了を見込めることも条件です。
市から内定通知書が発行される前に耐震設計や補強工事の契約を締結した場合、または工事へ着手した場合は助成を受けられません。
木造住宅耐震改修費助成事業(簡易改修)
2026年度の簡易改修は、助成対象工事費の5分の4、最大40万円です。募集戸数は10戸程度で、先着順です。
簡易改修では、耐震診断を行ったうえで、改修後の評点が現在より向上する工事が対象条件の一つになっています。
昭和56年5月31日以前に着工された住宅だけでなく、大阪府北部地震について一部損壊以上のり災証明書が発行されている住宅も、その他の要件を満たせば対象となり得ます。
本格改修と同じく、内定通知書が発行される前に耐震設計や補強工事の契約・着工を行うと助成対象外です。
木造住宅耐震シェルター設置費助成事業
住宅全体の耐震改修とは別に、八幡市では耐震シェルターの設置費用についても助成制度を実施しています。
耐震シェルターとは、住宅内の寝室などに強固な空間を設け、地震時に住宅が倒壊した場合の被害を軽減することを目的とした設備です。
2026年度は、設置費用の4分の3、最大30万円で、募集戸数は若干数です。
主な対象条件には、昭和56年5月31日以前に着工された木造住宅であること、耐震診断結果の評点が1.0未満であることなどがあります。
耐震シェルターは住宅全体の耐震性能を高める本格改修や簡易改修とは目的・工事範囲が異なります。
補助制度は誰でも利用できるわけではない
八幡市の耐震制度には、住宅の着工時期、構造、延べ面積、耐震診断結果、工事後の評点など、それぞれ異なる条件があります。
賃貸住宅等の居住者が改修制度を申請する場合は、所有者の同意が必要です。
また、制度ごとに必要書類や対象工事も異なります。住宅が古いという理由だけで利用できるとは限りません。
耐震以外も含めた八幡市の住宅リフォーム支援制度については、八幡市でリフォーム補助金は使える?耐震・省エネ・バリアフリー改修の対象条件で詳しく解説しています。
耐震診断や補助制度を含めて相談したい方へ
中井建設では、住宅の状態や耐震診断の結果を踏まえ、必要な補強方法やリフォームについてご相談いただけます。八幡市の耐震改修助成を検討している場合は、契約・着工前に制度の対象条件と受付状況を確認しましょう。
耐震工事とリフォームを同時に行うメリット
築年数が古い住宅では、耐震工事だけでなく、キッチンや浴室、間取り、外壁、屋根などのリフォームを検討していることがあります。
住宅の状態や工事内容によっては、耐震改修とリフォームを一緒に計画できる場合があります。
壁や床を開けるタイミングで補強を検討しやすい
耐震補強では、壁や床、天井を一部撤去して構造部分を施工することがあります。
水回りや内装リフォームで既存の壁や床を施工する予定があれば、その部分の構造を確認しながら耐震補強を検討できる場合があります。
内装復旧と耐震工事をまとめて計画しやすい
耐震工事では、構造部分を施工した後に壁紙や床材などを復旧する場合があります。
内装リフォームを予定している場合は、耐震工事と仕上げ工事をまとめて計画できることがあります。
ただし、同時に工事すれば必ず費用が安くなるわけではありません。
間取り変更と耐震計画を一緒に検討できる
間取り変更では、既存の壁を撤去したり、新しい壁を設けたりすることがあります。
耐震性に関係する壁もあるため、耐震診断や補強計画を踏まえて間取りを考えることが大切です。
工事期間や生活への影響をまとめて検討できる
耐震改修とリフォームを別々に行うと、それぞれの時期に工事が発生します。
同時施工が可能であれば、工事期間や仮住まいの必要性などをまとめて検討しやすくなります。
ただし、工事範囲が広がれば工期が長くなることもあります。すべての住宅で同時施工が適しているとは限りません。
| リフォーム内容 | あわせて検討できること |
|---|---|
| 水回りリフォーム | 壁・床を施工する部分の構造確認や耐震補強 |
| 間取り変更 | 耐力壁の配置を踏まえた間取り計画 |
| 外壁リフォーム | 外壁側から行う耐震補強の検討 |
| 屋根リフォーム | 屋根材の軽量化 |
| 全面リフォーム | 建物全体の耐震計画と住まい方をまとめて検討 |
耐震工事中に仮住まいは必要?
耐震工事をするからといって、必ず仮住まいが必要になるわけではありません。
部分的な壁補強など、工事範囲が限定されていて生活スペースを確保できる場合は、住みながら施工できることがあります。
一方、全面リフォームと耐震改修を同時に行う場合や、壁・床・水回りを広範囲に施工する場合は、一時的な仮住まいを検討することがあります。
| 確認すること | 判断のポイント |
|---|---|
| 工事範囲 | 一部分か、住宅全体に及ぶか |
| 生活スペース | 生活できる部屋を確保できるか |
| 水回り | キッチン、浴室、トイレなどを使用できるか |
| 工期 | 生活への影響がどの程度続くか |
仮住まいが必要になるケースや費用、仮住まい先の選び方については、リフォーム中の仮住まいは必要?費用・選び方と負担を抑える方法を解説でも詳しく紹介しています。
中井建設では、リフォームをされるお客様向けに社有の仮住まい物件を無料で貸し出すサービスを案内しています。
家賃に加えて敷金・礼金・駐車場代・光熱費が無料で、冷蔵庫・洗濯機・エアコンなどの主要家電や家具も備え付けられています。工事のために移動が必要な荷物・家財の一時預かりにも対応しています。
ただし、社有物件には部屋数に限りがあります。耐震工事をすれば必ず利用するサービスではないため、工事範囲や空き状況を確認してください。
八幡市で耐震診断・耐震工事を依頼する会社の選び方
耐震診断や耐震工事を依頼する会社を選ぶ際は、価格だけでなく、診断結果をどのように工事へ反映するのか確認しましょう。
耐震診断から耐震工事まで相談できるか
耐震工事では、最初に住宅の状態を確認し、その結果をもとに補強内容を考える必要があります。
診断だけ、工事だけを見るのではなく、診断結果の説明から補強計画まで相談できるか確認しておきましょう。
診断結果に応じた補強計画を相談できるか
同じ築年数の住宅でも、弱点は同じとは限りません。
耐震評点や壁の配置、基礎、接合部、劣化状態などを踏まえて、どの工事が必要なのか説明してもらえるか確認しましょう。
補助制度の利用について相談できるか
八幡市の本格改修・簡易改修では、内定通知書の発行前に契約や着工をすると助成対象外になります。
補助制度を利用したい場合は、工事内容だけでなく申請時期について相談できるかも確認したいポイントです。
リフォームと一緒に相談できるか
築年数が古い住宅では、耐震工事に加えて水回り、外壁、屋根、間取りなどの改修を検討するケースがあります。
今後予定しているリフォームまで伝えたうえで、耐震工事と一緒に計画できるか確認しましょう。
工事内容や費用について説明してもらえるか
耐震工事は、完成後に壁の中へ隠れる部分もあります。
どこを、なぜ補強するのか、見積もりには何が含まれているのかについて説明を受けたうえで検討することが大切です。
八幡市周辺の耐震診断・耐震工事は中井建設へ相談
中井建設は大阪府枚方市を拠点とし、公式サイトで京都府八幡市を対応エリアとして案内しています。
中井建設の耐震診断では、基礎や外壁のひび割れ、建物の傾き、筋交い、屋根の重量、シロアリ被害などを確認します。
診断結果をもとに現在の状態を確認し、必要に応じて補強改修計画を検討します。中井建設の耐震診断・改修の流れでは、自治体の補助制度を利用する場合、各工程に着手する前の申請が必要であることも案内しています。
工事を希望する場合は、診断結果や補強計画、見積もりを確認したうえで、補強設計や自治体への補助金申請等の準備を進め、必要な申請許可後に契約する流れが案内されています。
耐震工事完了後は、自治体への完了報告に必要な書類の作成や、工事前・工事中・工事後の記録写真等の引き渡し、アフター対応についても公式サイトで案内されています。
また、耐震工事だけでなく、水回りや間取り変更、外壁、屋根などのリフォームを検討している場合も相談できます。
八幡市の耐震診断・耐震工事に関するよくある質問
築何年以上なら耐震診断を受けた方がよいですか?
築年数だけで一律に判断することはできませんが、1981年5月31日以前の旧耐震基準で着工された木造住宅は、耐震性を確認する一つの目安になります。
また、1981年6月1日から2000年5月31日までに建てられた一定の木造住宅についても、国土交通省は耐震性能を確認する検証方法を示しています。
耐震診断をしたら必ず耐震工事をする必要がありますか?
耐震診断を受けたからといって、必ず耐震工事をしなければならないわけではありません。
まず現在の耐震性能や住宅の弱点を確認し、必要な補強内容、費用、今後の住まい方などを踏まえて耐震工事を行うか検討します。
八幡市の耐震診断に補助制度はありますか?
2026年度は木造住宅耐震診断士派遣事業が実施されています。
自己負担は1戸当たり3,000円で、募集戸数は30戸程度、先着順です。受付期間は2026年4月13日から12月28日までですが、募集戸数に達すると期間中でも終了します。
八幡市の耐震工事では補助金を利用できますか?
一定の条件を満たす木造住宅では、本格改修または簡易改修の助成を利用できる可能性があります。
2026年度は、本格改修が助成対象工事費の5分の4・最大115万円、簡易改修が5分の4・最大40万円です。
住宅の着工時期、耐震診断結果、工事内容などの条件があるため、誰でも利用できるわけではありません。
本格改修と簡易改修は何が違いますか?
2026年度の八幡市制度では、本格改修は耐震診断評点1.0未満の住宅について、原則として改修後の評点を1.0以上にする工事を対象としています。
簡易改修では、耐震診断を行い、改修後の評点が現在より向上する工事が対象条件の一つです。
どちらを選ぶかは、診断結果、住宅の状態、補強範囲、予算などを踏まえて検討します。
リフォームと耐震工事を一緒にできますか?
住宅の状態や工事内容によっては可能です。
水回りや内装リフォームで壁や床を施工するとき、間取りを変更するとき、外壁や屋根をリフォームするときに、耐震補強をあわせて検討できる場合があります。
耐震工事中は住みながら生活できますか?
工事範囲によります。
部分的な補強で生活スペースを確保できる場合は、住みながら施工できることがあります。
全面リフォームと同時に施工する場合や、水回りを長期間使用できない場合などは、仮住まいを検討することがあります。
まとめ。八幡市で耐震性が気になるなら、まず住宅の状態を確認しましょう
八幡市で耐震診断・耐震工事を検討するときは、最初から補強方法や工事費だけを決めるのではなく、まず現在の住宅がどのような耐震性能を持っているのかを確認することが大切です。
1981年5月31日以前に着工された木造住宅では、八幡市の2026年度耐震診断士派遣事業や、本格改修・簡易改修の助成制度を利用できる可能性があります。
また、耐震診断士派遣や簡易改修では、大阪府北部地震の一部損壊以上のり災証明書がある住宅も、その他の要件を満たせば対象となり得ます。
耐震診断の結果を踏まえることで、壁、接合部、基礎、屋根など、住宅の状態に応じた耐震補強を検討しやすくなります。リフォームを予定している場合は、耐震工事と一緒に計画できるかも確認してみましょう。
八幡市周辺で耐震診断・耐震工事をご検討の方へ
中井建設では、住宅の状態や耐震診断の結果を踏まえ、必要な補強方法やリフォームについてご相談いただけます。八幡市の耐震関連制度を利用したい場合も、契約や着工を進める前にご相談ください。