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  老朽化した数寄屋門をやり替えたい。格子の引違戸が良いが、今まで通り中が見えにくく出来るようにもしたい。白木の仕上がりは、目立つので、違和感のない仕上がりにしてほしい。

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  数寄屋門定番の桧（ひのき）で製作した格子状引違い戸の内側に、焼き板で製作した目隠しになる開き戸を取付けました。白木はオイルステンで塗装し違和感をなくしました。

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• 1.工事前
  

  入口建具も傷んで外れかけの状態でした。屋根は板金になっていました。

• 2.延べ石設置
  

  引き違い戸のレール下地にもなる御影石の延べ石です。柱の下に来る御影の束石を設置します。

• 3.棟上げ組立て
  

  事前に加工場で作業し刻んでいた材木を組立ていきます。

• 4.棟上げ組立て中
  

  材木の刻み（準備）が正確だと、面白いようにはまっていきます。

• 5.棟上げ組立て後
  

  数寄屋門工事の大工仕事はこれでほぼ完成です。

• 6.瓦葺き、桧の建具
  

  いぶし瓦を葺き、桧で製作した建具を付けます。

• 7.焼板を張った開き戸取付
  

  内扉に焼き板で製作した開き扉を取付ます。

• 完成
  

  建具や新規で作った袖壁の焼板もオイルステンで塗装し、完成です。