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外壁塗装や屋根塗装リフォームについての情報

さびついたフェンスもきれいに塗装できます

塗装工事となると、一般的には家屋を足場で囲って
ネット養生で覆ってしまう、といった何となく大掛かりな
イメージがありがちですが、フェンスの塗装のような
1日で終わらせられる塗装も承っています。

 

今回はお庭にある鉄製フェンスの塗装を行いました。

フェンス塗装工事前

現状、サビが多く出ていたので、このままでは塗装できません。

 

サビが残ったまま塗装をした場合、

一度酸化してしまった金属のサビは塗膜で表面を
覆いかぶせたとしても浸食は止まることはなく
内部ではサビが増殖していきます。

 

せっかくきれいに塗装したとしても、しばらくすると
サビが内側から塗膜を押し出してきます。

 

最終的には塗膜を内側から破って表面化してしまい
結局サビが残ったまま塗装をしたとしても
綺麗な状態を長持ちさせることができません。

 

そうならないために、塗装をする前には必ずしっかりと
サビを落とすためにケレン掛けをします。

 

ヘラを使ってサビをそぎ落としたり、金属たわしで
表面に張り付いているサビをヤスリ掛けしたりします。

ヘラを使ってサビを落としています

綺麗にケレン掛けをしてサビが落とせたら
次にサビ止めの下塗りをします。

サビ止めを塗ります

サビ止めがしっかり乾いてからやっと塗装になります。

 

塗装をする際にはもちろん養生もしっかりと行い
周辺を汚してしまわないようにします。

 

一度の塗装ではきれいに色が乗り切らないため
中塗り・上塗りと複数回しっかりと塗り重ねていきます。

塗装する場所は養生もしています

 

塗装もきれいに塗り終わり、とてもきれいな仕上がりとなりました。

 

施工後、施主様にも確認していただき
とてもきれいになったと喜んでいただきました。




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外壁塗装をすると一週間で見違えるように!

遠くから見ると一見何の変哲もありませんが

外壁工事前

築25年が経ち外壁が古くなり、クラック(ひび割れ)や
チョーキング現象(外壁を触ると手に白い粉がつく現象)が
起きてきたので、そろそろ外壁塗装をしようかな?と
以前に工事をさせて頂いた、お施主様からご紹介頂きました
新規のお客様にご相談を受けました。

 

≪チョーキング現象≫

チョーキング現象

※白亜化とも言われ、劣化現象の一つで
壁をさわると白い粉のようなものが付きます。
目に見える劣化現象ですが『すぐに塗装が必要!』
という状態ではありません。

 

≪クラック現象≫

外壁にクラックが入っています

※これも外壁の劣化現象で塗膜に
ヒビが入っているので、これは早急に対処しないと
雨漏りの原因にもなったりします。

 

★塗装の工程としまして

1.足場を組んで、ご近所に塗料や洗浄の汚れが飛んで
ご迷惑をかけないように、外壁塗装の養生として
メッシュシートで全体を覆います。

外壁塗装前

 

2.高圧洗浄をします。雨や湿気で付いた
コケやカビ、チョーキングの粉を綺麗にする。
下地をきれいにしないまま、塗替えを行っても
意味がありません。

外壁を高圧洗浄中

 

3.さあいよいよここから塗装に入っていきます。
外壁塗装では基本的に三度塗りが行われます。

 

★下塗り(下地シーラー)

塗装 下塗り

下塗りはすでにある外壁と
新しい塗料がしっかりと引っ付くように
するための接着剤のような役割です。

 

★中塗り

外壁塗装 中塗り

場合によりますが、ご希望頂いている
お色目を2回塗る事もありますし
少し違う色で塗る事もあります。

 

★上塗り

外壁塗装 上塗り

 

外壁の状態によっては下塗りが2回
必要なものもありますが、ほとんどの場合
基本的に塗り回数は3回となります。

 

しかし、下塗りが適切に行われなければ
上塗り塗料はその耐久性を発揮できません。

 

4.塗装が完了したら『雨どい』『雨戸』
『庇』『ベランダ手すり』『シャッター』などを
塗装して仕上げていきます。

 

≪雨戸塗装≫

雨戸塗装

 

≪庇の塗装≫

庇塗装

 

≪シャッター塗装≫

シャッター塗装

 

最後に足場を外して、きれいにお掃除をさせて頂いて
完成です。

 

塗装完了

見違えるようにきれいになりました(^o^)/




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屋根塗装の縁切りはタスペーサー工法です。(城陽市)

こんにちは、丸橋です。
今回は屋根塗装をさせて頂いたお客様のお宅の事例をあげました。

中井建設ホームページ:塗装の縁切りはタスペーサー工法です。(城陽市)

 

 

そもそも縁切りがなぜ重要か・・・
左の図のように、塗装後『縁切り』されていないと、雨水が隙間から吸い上げられ(毛細管現象)塗料が出口を塞いでしまい排出されないので、逃げ場所として屋根裏に入り雨漏りになる可能性があるから。

 

 

基本となるカラーベストの屋根を塗装する手順として

 1.足場仮設・養生
  (高所作業になりますので、安全の為足場を組み、飛散防止のネットを張ります。)
 2.高圧洗浄
  (屋根に付着している汚れやコケを落とします。)
 3.下地調整
  (欠けている部分やひび割れしている部分を補修します。)
 4.下塗り(シーラー)
  (上塗りの塗料によって、使用する材質は変わります。)
 5.中塗り
  (塗り忘れ防止の為少し違ったトーンの色目を塗ります。)
 6.上塗り
  (仕上げの塗装 お客様と決めた色目を塗ります。)

 

 

塗装が終わった状態の屋根・・・
塗料が屋根材同士にぴったりと張り付いた状態になっています。

 

 7.縁切り
  (塗料がつながった状態なので、カッターや皮スキでつながっている部分を切ります。)

 

従来の縁切りの方法・・・
塗装が完全に乾いた段階で『縁』の方から皮スキを差し込むか、カッターで『縁』を切って隙間を開けます。

 8.足場解体
  (雨樋や木部・鉄部等を塗ってから足場を解体します。)

 

 

今回はタスペーサーといった部材を使用して、7.縁切りの工程を省略させました。
タスペーサーは4.下塗り(シーラー)終了後に、屋根材同士の間に差し込みます。
差し込んでいると、屋根材同士に隙間が空き、塗装しても塗料が縁を塞ぐ事もなく塗れます。

 

タスペーサーとは・・・

赤い丸の部分にある黒い部品ですが、屋根材を塗装する際に使用する『縁切り用の部材』です。この部品を屋根材と屋根材の間に差し込むことで、隙間を作ります。

 

通常の工程でしたら塗装の後に「縁切り」と呼ばれる、塗料で塞がった隙間を除去する作業を行ないます。この作業をすることで、浸入した水の排出ができるようになるのですが、最近は縁切り作業を省いたり、知らなかったりして実施されないこともあるようです。

 

しかし、塗装には様々な工法があり、タスペーサーを使わなくても無駄なく塗る方法もありますし、屋根の勾配によってはタスペーサーが機能しないものもあるので、その場合は従来の縁切りとなります。

 

 

屋根の形状によりも変わりますので、見させて頂けましたら
最適な工法をお伝えさせて頂けます。

 

お気軽にご連絡を下さい。

 




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