「 耐震について 」一覧

枚方・高槻・交野・寝屋川・京田辺・八幡の耐震に関する情報

インスペクション後に耐震補強と間取り変更

本日施工事例を新しく更新させて頂きました。

長期優良住宅化リフォームの補助金を受けるために、必須事項としてあるホームインスペクション(既存住宅現況検査)を実施したうえで、耐震補強工事並びに水廻りのリフォームと長期優良住宅化リフォームに含まれる工事をさせて頂きました。

 

詳細はHPの施工事例のページにあります。

『インスペクション後に耐震補強と間取り変更』

長期優良住宅等補助金の申請は、もちろんさせて頂いております。

 

 

ここからは施工事例のページに載せきれなかった様々な写真です。

 

* 施工前後の図面です *

* 職人の通り道を養生しています。 *

*キッチン部分の断熱中の写真です。

*防蟻・防腐処理中

*耐震補強に使用した金物

 

 

耐震補強工事は得意な工事ですので、無駄な補強はお勧めせずに有効な必要最小限の工事をご提案させて頂いています。




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耐震診断の時に使用する機材

 

耐震診断の時に、どんな所を見るかは以前書かせて頂きましたが

中井建設で使用している機材を説明させて頂きます。

(枚方市はもちろんの事、八幡市・京田辺市・交野市・寝屋川市・高槻でも

すべての市町村で同様の機器を用いて、耐震診断をさせて頂いております。)

 

使用機材

①クラックスケール
②温湿度計
③メジャー(大)
④メジャー(小)
⑤材料水分計
⑥コンクリート探知機

 

床下に潜る際のライトや作業着・脚立・養生マット等は割愛させて頂きます。

基本①~⑥までの機材は使用しますが、場合によっては

オートレーザーやサーモグラフィー等も使用する場合もございます。

 

 

①クラック スケール

壁にあるヒビ割れ部分に当てて
ヒビ割れの幅を測定します。

ひび割れの幅に該当する線の太さを
読み取りひび割れの幅とする。
この場合だと、1.40mmの幅の亀裂です。

 

②温湿度計

床下と屋内や屋外で測定します。

床下は換気されにくいので湿気が
高くなっている事が多いです。

居室の状態

温度:23度 湿度:70%
(撮影時期が多湿の時期でした。)

床下の状態

温度:22度 湿度:70%
居室と同じ位の湿度でした。

屋外の状態

温度:29度 湿度:58%

床下の状態

温度:28度 湿度:63%
湿度が高い事がわかります。

③メジャー(小)

屋内で使用しています。

④メジャー(大)

建物の全長等の測定時に使用します。
30mまで測れます。

 

⑤材料水分計

木部に当ると、その木部に水分が
どれだけ含まれているかを測定します。

床下と部屋の木部を測定して
水分の含み具合を確認します。
乾燥している方が強度が高まります。

 

居室木部の測定

床下木部の測定

 

⑥コンクリート探知機

基礎や壁の中に鉄筋があるか等
機械を当てて確認ができる機材です。

壁を割る事無く、内部の鉄筋等の
有無を確認できます。
コンクリート基礎等でも使用します。

 

鉄筋が無い時

一目で鉄筋があるかがわかります。

鉄筋がある時

どの深さで鉄筋があるかも
おおよその位置が表示されます。

 

 




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耐震診断は押入れも開けちゃってます・・・

『耐震診断にお伺いする時に、どこを確認するの?』

そんなご質問を受ける事が多々あります。

水廻りや各部屋はもちろんですが、実は押し入れを

開けさせて頂いております。

 

「そんな場所開けて欲しくない・・・」そう思われるかと思いますが

押し入れの壁は仕上げが様々な仕上げになっていて

土壁の物もあれば、合板を貼って仕上げている物もあります。

仕上げ材の違いだけで、耐震性は変わりますので

すべての部屋の押し入れやクローゼットは開けさせて頂いております。

 

その他確認させて頂いている場所を

写真でまとめてみました。

 

 

屋外の確認

1612090137外壁に苔・カビ・亀裂がないか?
コーキング部の状態はどうか?

1612090141外回りをぐるりと見て回ります。

 

屋内の確認

水廻りや各居室の確認と、天井裏や
床下を確認させて頂きます。

1612090140各箇所の写真を撮り
図面も書かせて頂きます。

 

天井裏の確認

天袋にある点検口から入ります。

1612090144梁に大きな亀裂は無いか確認

火打ち梁の有無を確認
(火打ち梁とは:水平力による変形を
防止するために設ける斜材です。)

1612090125%e3%81%ae%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc雨水の侵入(雨もり)の有無を確認

雲筋交いの有無を確認
(雲筋交いが無い状態です。)

雲筋交いがある状態
(雲筋交いとは:小屋束が倒れるのを
防ぐための部材です。)

壁が土壁なら、桁下まであるかの確認
(桁下までしっかりとない状態です。)

(桁下までしっかりとある状態です。)

 

床下の確認

1612090128

床下収納を取ると、床下に入れます。

1612090129床下収納が無い場合は、お客様と
ご相談のうえ畳の下を開けさせて頂き
そこから入り確認させて頂きます。
(点検終了後はきちんと復旧します。)

蟻害にあっていないか等を確認

シロアリの通り道は無いか等確認

基礎にヒビが入っていないかを確認

 

 

その他の確認

ベランダの確認
防水がきれていないか
ヒビが入っていないかを確認します。

1612090134手すり足元の確認
ヒビから雨水が侵入すると土台等の
木部が水腐れする事もあります。

瓦下の土の有無を確認
土があるか無いかで、その重みで
躯体への負担が変わります。

1612090127垂れ壁の高さ確認
垂れ壁があれば、開口部よりも
耐震の強度が増します。

 

 

診断書を提出させて頂きますので、しっかりと見させて頂いています。

ご不明な点等ありましたら、お気軽にご相談ください。

 




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