2018年 枚方市による耐震補助制度の概要がわかりました

毎年この時期になると、耐震の補助金の変更はあるのか?
概要の大きな変更はあるのか??・・・などなど
耐震化補助制度への関心は尽きる事はありません。

来年度(2018年4月~)の耐震化補助制度概要の資料を
頂きましたので、早速確認しましたら
今年度との大きな変更はありませんでした。

まだ件数などは不明ですが、概要としては以下の通りです。

耐震診断

●補助対象(主な要件)
・昭和56年5月31日以前の耐震基準で建てられた木造住宅。
・現に居住し、または居住しようとしているもの。

●補助内容
耐震診断に要した費用の90%または、
住宅の床面積1㎡あたり1,000円のいずれか
(補助対象の方だと耐震診断費50,000円の90%の45,000円が補助されます)

●耐震診断の方法
木造住宅の耐震診断と補強方法(2012年改訂版)に定める診断方法で
所定の講習を受けた『耐震診断技術者』が行う者に限ります。

●耐震診断の結果について
対診断の結果は『評点』と呼ばれる点数で表されます。(一般診断法の場合)

耐震診断報告の際の評点の見分け方

※間取りから評点を割り出したお客様のリフォーム箇所のご提案や
補助金の説明をした『補助金について』のページもございます。

耐震改修設計

耐震改修設計に要した費用の70%(上限額10万円)

耐震改修設計とは、難しい説明や計算式は省かせて頂きますが、要約すると
耐震診断をもとに建物自体が地震の際に許容できる応力
(外からの力に壊れない抵抗する力)や変位(地震などの振れ幅)を
より小さくするように建物自体への補強方法や補強箇所を考えて設計すること。

このようにお客様の家の状態によって、右の補強をするか
左の補強をするかすべて計算をさせて頂いて、補強方法を考えていきます。

耐震改修工事

・補助金額 70万円(一定所得以下の世帯においては90万円)
または改修に要した金額のうちいずれか小さい額

・補助対象となる工事は以下の通りです。

●耐震改修 評点が1.0未満だった建物を1.0以上に引き上げる工事
●簡易改修 評点が0.7未満だった建物を0.7以上に引き上げる工事
●部分改修 1階部分の評点が0.7未満だった建物を1.0以上に引き上げる工事
●耐震シェルター設置工事 一部の部屋に安全な強度を備えた避難所を設置する計画

!! ご注意ください !!

・補助金を受けるには、着手(契約)後の申請は
受付できないので、事前に市の建築安全課に
ご相談ください。




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